シンポジウム 2
北山 修先生の基調講演を受けて、三人の先生方からそれぞれご意見を伺ったのち、我が国のプレイセラピストのトレーニングについて議論していきます。
司 会 :妙木 浩之(東京国際大学)
伊藤 良子(京都大学名誉教授)
心理臨床の訓練においては、クライエントを担当する前に、「実際と同じ構造」を体験することが重要になります。この実習は、慎重に行うことが求められますので、当日は、プレイセラピーの実習方法を具体的にお示しします。
弘中 正美(山王教育研究所)
プレイセラピストのトレーニングは、形にこだわると絵に描いた餅となりかねない。プレイセラピーの実践の中で(比較的初心の)セラピストをどうサポートするかという問題こそが、実質的な検討テーマとなるだろう。
平井 正三(御池心理療法センター)
私は、精神分析の立場から子どもと家族の心理臨床のための訓練を行っているNPO法人子どもの心理療法支援会(サポチル)の訓練コースを紹介します。